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河端 梢|pianist
Kozue Kawabata

『Debussy』
河端梢 (ピアノ)
【収録曲】
クロード・ドビュッシー Claude Debussy (1862-1918)
ベルガマスク組曲 Suite Bergamasque
夢 Rêverie
2つのアラベスク Deux Arabesques
ピアノのために Pour le piano
亜麻色の髪の乙女 La fille aux cheveux de lin
喜びの島 L'Isle joyeuse
”世界観のある音の広がり、あの感動は一生忘れない” 彼女の演奏には、常に聴衆の心に訴えかける何かがある。
長年に渡り、オーストリアで研鑽を積んだ河端梢。ウィーン仕込みの、繊細で艶やかな音色を強みに持つピアニストだ。
「演奏は一期一会。作曲家、演奏者、聴衆、楽器など全てが揃わないと実現できない奇跡のような時間。音楽を通して聴衆と繋がれたとき、その空間は何物にも代え難い、幸せに満ち溢れた空気に包まれる。」と河端は語る。
記念すべきメジャーデビュー作に、オールドビュッシーの楽曲が選ばれたのは、使用された楽器が、ドビュッシーの愛したベヒシュタインピアノだったことが、大きく関係している。今作は、そんな一瞬一瞬に寄り添う河端の演奏スタイルが実を結んだ、まさに一期一会なものとなっている。
『月の光』『夢』『亜麻色の髪の乙女』といった超メジャー曲から『ピアノのために』『喜びの島』のような高度なテクニックを要する難曲まで、ドビュッシーの世界が見事に映し出された極上の一枚。光と影、過去と未来、夢と現実、それらの相反する情緒が多彩な音色となり混ざり合う様を、ぜひ一緒に体感していただきたい。
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